序　文 菅野　治重(千葉大学臨床検査医学)
〔総　論〕 　
Ⅰ.薬剤耐性菌の疫学と21世紀の細菌検査 荒川　宜親(国立感染症研究所 細菌・血液製剤部)
Ⅱ.薬剤耐性菌の臨床 渡辺　　彰(東北大学加齢医学研究所)
〔各　論〕 　
Ⅰ.話題の耐性菌とその耐性機構
　　1.PRSPとBLNAR 生方　公子(微生物化学研究所)
　　2.VRE 池　　康嘉(群馬大学 微生物学)
　　3.ESBL 井上　松久(北里大学 微生物学)
Ⅱ.日常検査における耐性菌の検出法 　
　　1.MRSA 日暮　芳己(東京大学病院 検査部)
　　2.PRSPの検査法とその疫学 小栗　豊子(順天堂大学病院 臨床検査部)
　　3.VRE 川上小夜子(帝京大学病院 中央検査部)
　　4.ESBL 岡本　了一(北里大学 微生物学)
　　5.VISA 木下　承皓(神戸大学病院 中央検査部)
　　6.BLNAR 三澤　成毅(順天堂大学病院 臨床検査部)
Ⅲ.遺伝子検査法の実際(耐性遺伝子の検出と型別) 　
　1.MRSA 満田　年宏(横浜市立大学病院 臨床検査部)
　2.VRE 人見　重美(東京大学病院 感染制御部)
　3.多剤耐性緑膿菌 荒川　宜親(国立感染症研究所 細菌・血液製剤部)
　4.メタロβ-ラクタマーゼの検出法 柴田　尚宏(国立感染症研究所 細菌・血液製剤部)
Ⅳ.耐性菌による感染症とその治療法 　
　1.MRSA 感染症の特徴と治療 青木　泰子(国立病院 東京医療センター 内科)
　2.PRSP 黒木　春郎(千葉大学 小児科)
　3.VRE感染症 藤田　直久(京都府立医科大学 臨床検査医学)
Ⅴ.感受性検査の精度管理 相原　雅典(天理よろづ相談所病院 臨床病理部)
Ⅵ.耐性菌検査の現状と問題点 菅野　治重(千葉大学臨床検査医学)
Ⅶ.理想的な臨床微生物検査室のあり方 　
　1.国公私立大学病院臨床検査技術者研修ワークショップの報告を中心に 奥住　捷子(東京大学病院 検査部)
　2.管理者の立場から 山中喜代治(大手前病院 臨床検査部)
　3.臨床検査技師の立場から 長沢　光章(防衛医科大学校病院 検査部)
　4.患者の立場から 島川　宏一(天理よろづ相談所病院 臨床病理部)
Ⅷ.感染症新法について 佐藤　智明(東海大学病院中央臨床検査センター)