序 文
I. 抗がん剤の種類と 作用機序
II.がんの薬剤耐性機序
1.蛋白機能からみた薬剤耐性機構
2.抗がん剤耐性の分子薬理機構
III.注目される耐性機構と その検出
1.多剤耐性(multidrug resistance)とその検出検査法
2.一塩基多型(アミノ酸変異)と薬剤耐性
3.フローサイトメトリーの耐性診断への応用
4.アポトーシスと抗がん剤耐性
5.シグナル伝達機構と薬剤耐性
6.DNA 修復機構と抗がん剤感受性
7.テロメア,テロメレースと抗がん剤感受性
-新たな抗がん剤治療戦略の確立を目指して-
8.急性前骨髄球性白血病におけるレチノイン酸耐性機構
IV.CGH と cDNAマイ クロアレイ技術の耐性診断への応用
1.cDNA マイクロアレイ技術の原理
-cDNA マイクロアレイを用いたがん遺伝子発現情報解析-
2.cDNA マイクロアレイを用いた実験例とその検証
-技術解説を中心に-
3.薬理ゲノミックス分野におけるマイクロアレイの技術の利用
4.プロテインチップ解析によるバイオマーカー蛋白質の発見
5.CGH の原理と, CGH によるシスプラチン耐性の診断
6.CGH によるフッ化ピリミジン系抗がん剤耐性機構の解析
7.cDNA マイクロアレイ法による卵巣がんの抗がん剤耐性診断
8.オリゴヌクレオチドマイクロアレイを用いた卵巣がん遺伝子発現プロファイル解析と薬剤耐性関連分子標的
9.cDNA マイクロアレイを用いたドキソルビシン耐性関連遺伝子発現プロファイルの解析
V. 抗がん剤感受性試験の現況
VI.耐性診断と がん化学療法の個別化(オーダーメ イ ド 治療への展開)
がんの薬剤耐性診断の新展開-CGHとマイクロアレイ技術の耐性診断への応用- 詳細目次