第 1 章　総　論 　
　1. 病院感染発生のメカニズムと対策 岡田　　淳(NTT 東日本関東病院臨床検査部)
　2. 病院感染制御における活動組織と検査室の役割 宮地　勇人(東海大 臨床検査医学)
第 2 章　臨床所見から選ぶ感染症検査 　
　1. 呼吸器感染症 二木　芳人(川崎医大 呼吸器内科)
　2. 急性胃腸炎 小花　光夫(市立川崎病院 感染症科)
　3. 尿路感染症 松本　哲朗(産業医大 泌尿器科)
　4. ウイルス性発疹性疾患 岩田　　敏(国立病院東京医療センター 小児科)
　5. 肝　炎 加藤　眞三(慶應義塾大 消化器内科)
　6. 脳髄膜炎 春田　恒和(神戸中央市民病院 感染症科)
　7. 不明熱 大島　久二(藤田保健衛生大 臨床検査部)
第 3 章　感染症検査の利用法 　
　1. ウイルス検査の使い分け 中村　良子(昭和大藤が丘病院 臨床病理)
　2. 細菌検査依頼のしかた 満田　年宏(横浜市立大 臨床検査部)
　3. 迅速検査(病原体検査)の利用法 中村　良子(昭和大藤が丘病院 臨床病理)
　4. 迅速検査としての画像検査の利用法 浅井さとみ(東海大 臨床検査医学)
　5. 遺伝子検査の利用法 宮地　勇人(東海大 臨床検査医学)
　6. 検査に基づく抗菌剤投与の適応 平潟　洋一(長崎大 検査部)
第 4 章　気をつけなければならない感染症の診断と対策 　
　1. 呼吸器感染症 　
　　A. インフルエンザ 菅谷　憲夫(けいゆう病院 小児科)
　　B. 結　核 森　　　亨(結核予防会結核研究所)
　　C. 耐性菌感染症-肺炎球菌, 緑膿菌を中心に- 舘田　一博(東邦大 微生物学)
　2. 急性胃腸炎 　
　　A. 細菌性胃腸炎・食中毒 相楽　裕子(横浜市民病院 感染症部)
　　B. ウイルス性急性胃腸炎 青木　知信(福岡市立こども病院・感染症センター)
　　C. 原虫感染症の最近の動向 竹内　　勤(慶応義塾大 熱帯医学・寄生虫学)
　3. 尿路感染症 松本　哲朗(産業医大 泌尿器科)
　4. ウイルス性発疹性疾患 岩田　　敏(国立病院東京医療C 小児科)
　5. 血中ウイルス感染症 加藤　眞三(慶應義塾大 消化器内科)
　6. 血流感染症 小林　芳夫(慶應義塾大 中央臨床検査部)
　7. 不明熱 大島　久二(藤田保健衛生大 臨床検査部)
第 5 章　検査情報を活用した感染対策 　
　1. 検査情報の役割 一山　　智(京都大 臨床病態検査)
　2. 実践的サーベイランス 満田　年宏(横浜市立大 臨床検査部)
　3. わが国の感染症の実践的コンサルテーション 菊池　　賢(東京女子医大 感染症科)
第 6 章　医療現場から一般生活まで 　
　1. バイオハザード対策 岡田　　淳(NTT 東日本関東病院臨床検査部)
　2. 職業感染対策 大久保　憲(NTT 西日本東海病院 外科)
　3. 学校,職場,家庭における感染対策 矢野　邦夫(浜松医療センター 感染症科)
　4. 旅行者感染症対策 坂本　光男(東京慈恵会医大 感染制御部)
　5. 生物剤感染症対策(バイオテロ対策) 大西　健児(都立墨東病院感 染症科)
　6. ペット由来感染症 荒島　康友(日本大 臨床検査医学)
付録:各感染症での経路別予防対策

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