発刊にあたって 渡辺直樹(札幌医大 臨床検査医学)
Ⅰ. 分析技術の基本 細萱茂実(山梨大病院 検査)
Ⅱ. 試薬調製の基本-緩衝液の種類,調製法,使い分け- 山舘周恒(日本大板橋病院 検査)
Ⅲ. 酵素反応の基礎 大澤 進(千葉大病院 検査)
Ⅳ. 遺伝子と蛋白概論 福本誠二(東京大病院 検査)
Ⅴ. 蛋白解析に必要な基本技術
A. 電気泳動法
1. 総 論 山中基子(九州大病院 検査)
2. 電気泳動で用いられる染色法 芝紀代子(東京医歯大保健衛生学)
3. 等電点電気泳動法 戸塚 実(信州大病院 検査)
4. SDS-PAGE とウェスタンブロッティング法(免疫沈降法) 辻 直樹(札幌医大 臨床検査医学)
5. パルスフィールドゲル電気泳動法(巨大分子 DNA の解析) 満田年宏(横浜市大 臨床検査)
B. カラムクロマトグラフィー
1. 総 論 高井信治(東京電機大理工学部)
2. イオン交換カラムクロマトグラフィー 金澤秀子(共立薬科大創薬物理化学)
C. 質量分析-臨床検査への応用- 清水 章(大阪医大 病態検査)
Ⅵ. 遺伝子解析に必要な基本技術
A. DNA, RNA 抽出法と取り扱い上の注意点 宮地勇人(東海大 臨床検査医学)
B. サザンブロッティング法とノザンブロッティング法 西岡淳二(三重大病院 検査)
C. 蛍光 in situ ハイブリダイゼーション法 上平 憲(長崎大 臨床検査医学)
D. 遺伝子増幅法-PCR とゲルによる解析 舩渡忠男(東北大病態制御学分子診断)
E. 定量的遺伝子検出法
1. Real-time PCR 法(TaqMan PCR, Light cycler)による遺伝子定量 横田浩充(東京大病院 検査)
2. ハイブリダイゼーション法 行正信康(昭和大病院 検査)
F. 制限酵素断片長多型(RFLP),マイクロサテライト(microsatellite)解析法 末広 寛(山口大 臨床検査医学)
G. Direct Sequence 法(PCR-SSCP, SNPs を含む) 糸賀 栄(千葉大病院 検査)
Ⅶ. 手のひらサイズの臨床分析デバイス 佐藤記一(東京大農学生命科学研究科)
【詳細目次】
臨床検査Yearbook2004 図説 臨床化学と遺伝子検査に必要な基本技術と理論